多くの展覧会でご利用いただいている高品質な額装と、大切な資料を綺麗に保つための保存額装の紹介です
プレゼンテーションや展示・論文などに最適な出力サービスです。メール入稿や宅配発送も承っております。
初等教育から大学・大学院まで幅広い美術・建築教育をサポートしています。
建築事務所向けに模型道具・材料の販売を行っています
レモン画翠がお客様と共に作ってきたオリジナル商品を紹介します
建築模型用アクリルケースのオーダーメイド承ります。
レモンのお得なポイントカードです。イラストは作家・井上洋介によるものです
1978年より毎年開催している建築学生を中心とした卒業設計展です。多くのプロの建築家が出展した歴史のある展覧会です。
〈第47回レモン展について〉
8月開催予定
このページでは、
展覧会の概要
学生設計優秀作品展組織委員会・後援・協賛
レモン展の歴史
日本建築学会賞を受賞
文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞
デジタルアーカイブ
ポスターギャラリー
建築家インタビュー
を紹介します
御茶ノ水の画材・建築模型材料店のレモン画翠です。
2016年5月15日開催、第39回レモン展(学生設計優秀作品展)の中で「レモン賞」を受賞した作品と審査された先生方のコメントを合わせてご紹介をいたします。改めて受賞された皆様、おめでとうございます。
建設的、立てるという意味でリアリティがある。昨今暴力的なものはあまり評価されない傾向にあるが「アメ横」的なものをポジティブに評価しているところが好印象。アメ横性を強化していることが、地域的戦略としていて良いと思います。
選んだ場所が湾岸なので既存の街とは一体どういう風に関係しているのか…もう少し明確であるとよかった。長い建物なので、アクセスしていく道の方向に対して既存の街との関係があればわかりやすかった。こういう提案をした途端に、既存の街に影響を与えていくので、既存の街がこう変わっていったら…という希望を提案してもいいと思う(人によっては夢物語になるので一概に良いとは言えないけれども…!)
火山から流れてくるものを堰きとめるという、普通の建築では出てこないような土木的なスケールのものが、山を横断していることが、普段の日常生活の中にどんな風にあるか、というテーマの設定が面白い。溶岩が流れてきたら潰れてしまう博物館を、溶岩を堰きとめる機能以外にはないものに移設するということで、人間の活動と一緒になった場所にするというアイディアが良いと思います。
発想が面白い(ドローイングが特に)。今まで車でしか行けなかったところに行けるようになるので、そこから「東京を内側から見る視点」みたいなものが生まれるという所が面白い。そこからどういう東京が体現されるのかが、プレゼンに出ていればもっと可能性があったと思う。
プレゼンテーションが分かりやすく、明快に自分の戦略が提案されていて素晴らしかった。建築ではなく都市工学的な提案ということではあったが、建築的発想でも「籠」「皮」「餡」の間に発見した空間を、「一体どういう空間として与えられるか」という提案を(細かい部分もしっかり見ているので、都市・建築とも両方)してもらえたら、もう少ししっくりしていたと思います。
余地(空き地)があればこういう風に使いたいというものをいろいろ組み立てたと思いますが、一方で既存の公共の仕組みが提供できていないという裏返しで、この提案は批判的で面白い。しかしどういう街にしたいかが見えなかった。(ポップアップホテルがなくなるだけでは寂しすぎるので)何年か続けることで周りの街に必ず変化が出るので、そこをしっかり語ってほしかった。
最近プログラムとして、観光やホテルが圧倒的に人気で、「住む」ことがなかなか話題になってきません。地域社会や地域の資源(公園など)を守って育ててきたのは、そこに住んでいる人たち。そこにただで乗っかって何かを建てるという風潮が大きいと思うが、自分たちが作るものも地域に恩返しできるような、そういう観点でものを考えてもらえたらいいと思います。住むということは一番手っ取り早いし、そこに責任を持つという人もいると思うので、そういったことの可能性を場所によっては考えてもらいたいと思う。長期間、その地域を作り育っていくのはそこに住んでいる人がいるからで、住む人のことも一緒に考えてくようにすると魅力的なプロジェクトになると思います。