1F：ショーウィンドウの模型展示を入れ替えました(第45回学生設計優秀作品展 受賞作品その1)
2022年10月31日
【予告】卒業制作バックアップセール実施いたします！
2022年11月21日
御茶ノ水の画材・建築模型材料店のレモン画翠です。
2022年10月21日(金)よりTOTOギャラリー・間にて開催中の How is Life？ ー地球と生きるためのデザインに弊社スタッフが行ってきました。
こちらの展覧会は、TOTOギャラリー間の運営委員4名が自らキュレーターとなり2年以上にわたり重ねた議論が「 How is Life？」
社会を変えていくために建築に何が出来るのか、現代社会のさまざまな障壁を突破するプロジェクトが展示されています。
弊社スタッフがピックアップした展示をご紹介いたします。
この展示会では各展示付近に概要とキュレーターのコメントが書かれた紙を集め、冊子を制作することができます。
弊社スタッフも早速見学＆収集スタート
GALLERY1 館内に入ると中央には出展プロジェクトの現場で用いられる道具が展示されていました。
普段ではなかなかお目にかかれない道具の数々
フランス・パリで開催された、未来の都市像を描く展覧会(2018)で描かれた農業を基盤とした全く新しいパリの街並み
地元の生態系を活かす都市・農業モデルを提示する地域の連帯プログラム
長野県諏訪市による地域で民家が解体される現場に出向き古材・古道具をリメイクし、製品化することで価値を行うプロジェクト
千葉県鴨川市の棚田集落で行われている里山の再生するプロジェクト
それら記録しているドローイングの展示
中庭でも展示がおこなわれていました。
日本における茅葺の意義と未来を問う展示や石積みの展示、移民労働者たちの低賃金の肉体労働がある問題を指摘した展示
GALLERY2 に入ると中央に迫力のある模型展示がありました。
車や鉄道、歩行者の目線から捉えられてきた東京の交通手段を自転車主体の世界を提案した展示
オランダ西部ロッテルダムのメールウェ港に浮かぶ水上農業施設の設計展示
2016年熊本地震で水を求める人で溢れかえったことや銭湯が復興できず次々と潰れていくことを受け、自宅の一部の機能である「風呂」を拡大した「公衆浴場」の設計展示
チューリッヒでは市内のサイクリングインフラストラクチャーの改善のためのSNS「Bikeable」で ユーザーが障害物を投稿すると市で議論され改善される。その事例展示
最後にハトメで製本して完成です。
全部見学した達成感と後から詳しく概要をみることができとても楽しいです。
他にも撮影ができない貴重なものなどさまざまな展示がありました。
より多くの方に足を運んでみてほしいおすすめの展示です。
■ 展示情報
How is Life？ ー地球と生きるためのデザイン
2022年10月21日(金)〜2023年3月19日(日)
東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F TOTOギャラリー・間
https://jp.toto.com/gallerma/ex221021/index.htm