多くの展覧会でご利用いただいている高品質な額装と、大切な資料を綺麗に保つための保存額装の紹介です
模型、図面、紙資料など大切な文化資料の保存、資料を傷めない保存額装による展示をサポートしています
プレゼンテーションや展示・論文などに最適な出力サービスです。メール入稿や宅配発送も承っております。
初等教育から大学・大学院まで幅広い美術・建築教育をサポートしています。
建築事務所向けに模型道具・材料の販売を行っています
レモン画翠がお客様と共に作ってきたオリジナル商品を紹介します
建築模型用アクリルケースのオーダーメイド承ります。
レモンのお得なポイントカードです。イラストは作家・井上洋介によるものです
1978年より毎年開催している建築学生を中心とした卒業設計展です。多くのプロの建築家が出展した歴史のある展覧会です。
〈第47回レモン展について〉
8月開催予定
このページでは、
展覧会の概要
学生設計優秀作品展組織委員会・後援・協賛
レモン展の歴史
日本建築学会賞を受賞
文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞
デジタルアーカイブ
ポスターギャラリー
建築家インタビュー
を紹介します
御茶ノ水の画材・建築模型材料店のレモン画翠です。
千代田区にある「アーツ千代田 3331 コミュニティスペース」にて、弊社が協賛させていただいた『2020年度 法政大学建築学科 卒業設計有志展』(以降有志展)が、2月17日・18日に行われました。
(記事の下部に展示会の様子を撮影した写真があります)
今回の有志展は、法政大学建築学科2020年度の卒業設計を制作した学生たちが主体となり、展示の企画・運営を行なっていました。四年間の集大成として制作した卒業設計を、授業や課題でお世話になった先生方やご家族・友人・先輩後輩の皆さんと共有しあえる貴重な機会との事。
さらに、有志展という特性を活かし、第一線で活躍している著名な建築家の方や他大学の教授へ、学生自らアポイントを取り審査員としてお招きしたそう(素晴らしい行動力と熱意です…!)。普段の環境とは異なる観点から講評をしてもらう事で、新たな学びや気付きを得る機会となったのではないでしょうか。
■法政大学建築学科 卒業設計有志展アカウント
Twitter(@hoseiyousee2021)
Instagram(@hosei.yusiten2021)
弊社から取材へ向かったスタッフも最後の講評会まで参加し拝聴させていただきました。午前中は学生一人一人の講評を一対一で行う、巡回形式の講評が行われ、どこか緊張した面持ちで講評を待つ学生の皆さんの姿が印象的でした。審査員の講評結果を集計し、夕方から行われた講評会では、一つの作品をピックアップして審査員それぞれの意見を述べ、必要なら学生・審査員問わずディベートを交わし合う様子が繰り広げられました。出展作品の中から3名を優秀賞として選ぶ最終選考では、審査員同士の卒業設計に対する思いがこめられた議論が何度も交わされ、取材スタッフもドギマギしながら興味深く拝聴していました。
そして、最終選考にて受賞された優秀賞・各審査員の個人賞にそれぞれ選ばれた方は下記の皆さんです。受賞おめでとうございます!
また、今回の有志展の主催・運営である法政大学の学生の方へ取材スタッフが行なったインタビューを掲載します。有志展のはじまりのきっかけや開催に至るまでの思い・エピソード、これからの未来に対する建築への考え方など、現代を生きる学生としての立場から感じている思いをお聞きしました。
⸻今回で4回目となりますが、1回目の有志展発足のきっかけはどのようなものだったのでしょうか?
当時、毎年5月から6月にかけて、市ヶ谷田町キャンパスにて卒業設計優秀賞の作品展示を行っていましたが、より多くの作品を幅広い方に見ていただく機会を創出したいという想いから発足いたしました。
⸻今年はコロナ禍での開催となり、特別な思いもおありかと思います。そのあたりをお聞かせください。
今年はコロナ禍によってオンラインエスキス・自宅で卒業制作が行われました。
皆が現在の建築や都市に対する沸々と湧き上がる思いを内に秘めた一年であり、「リアルでの議論・展示がしたい」という有志学生皆の思いがありました。
その思いが叶った展覧会でした。
3331 Arts Chiyodaという素晴らしい会場で、個々の自由空間を作ることによって湧き上がる思いを展示空間に昇華でき、素晴らしい審査員の先生方と生の議論ができました。
協賛企業の方々、受けてくださった審査員の先生方、会場の3331 Arts Chiyodaの御担当者様には感謝申し上げたいです。
⸻開催準備中の思い出に残っているエピソードなどあれば、ぜひおしえてください。
コロナ禍で対面で学生間同士の会議ができない中、zoomやSNSを駆使して議論しながら進められたことは大変貴重な経験でした。
例年より苦労するところは多かったですが、その分内容が決まっていくにつれ、開催日が楽しみになったのを覚えています。
⸻審査員の先生方のお話で、強く印象に残っているお話があればおしえてください。
建築を建てることを怖がっている、理論で留まってしまっている。というお話が何度も話題になった事が印象的でした。
出展された作品は10月に提出する卒業論文からテーマをつなげている作品が多いです。
敷地や概念に関する論文を書く人が多いのですが、その前段階から抜けきれず、建築物として消極的な結果になってしまったかと考察しています。リサーチや都市分析に時間をかける事は法政の持ち味だと思っています。そのため、法政内部での観点や比較では気づくことができなかったことだと感じています。
「卒業」に関しては髙橋先生が実家に帰って家族に説明して、伝わる事が社会に建築を提案することの第一歩と話されていた事が印象的でした。設計課題では利用者を設定し、周辺環境への影響も想定して提案を行いますが、あくまでも仮想の話です。卒業後の進路はそれぞれですが、これからはその家族のような存在する人に向かって提案をしていくんだなと実感しました。
⸻これからの時代における建築というジャンルの役割についてどう思われますか?
多様な視点を持ち、未来の生活の基盤となるような空間のあり方を提案していくことが建築の役割だと思います。今回の有志展では出展者全員で意見を出し合い、展示空間を作ることで、コロナとうまく付き合いながら開催が出来ました。これがアフターコロナの卒業設計展の一つの指針となり、後輩たちがさらにクオリティ高めるきっかけづくりはできたと思います。
⸻来年度の開催に向けて、一言お願いいたします。
毎年メンバーが全員入れ替わることがこの展示の魅力の一つだと考えています。
今年度は話し合いの結果、展示の充実・学内と異なる講評会・オフラインでの開催を主軸として活動してきました。この3点を決めることは企画者として考える学外展を行う意義と出展者として考える今年の状況への不満の均衡点を探す作業でした。
大学生活を振り返ると、卒業論文・卒業設計は最も自由度の高い課題です。テーマを設定し、自分の評価軸を設定しどこに問題があるのかから考え始めます。
その時期に企画したため、俯瞰して二つの立場から考えることができたように思います。
来年度は現在の3年生がメンバーとなって企画を行います。
卒業設計自体はもちろんですが、彼らが何に価値を感じ、どんな展示会を目指すのか。
それが私達の物と異なっても、同じでも、来場者として訪れるのを楽しみにしています。
Blue Print
ジアゾは光に弱く経年で色が薄くなります。空気に触れる折り目の部分が白くなります。また、薬品の残留に よるものと思われる変色もみられます。青焼きの復元技術は開発されていません。保存対策は、 光の透過しにくい中性紙封筒や箱に入れ替え、用頻度の高いものは順次デジタル撮影などの代替化を進めるのが望ましい。
【アーカイバル容器】
アーカイバル容器の保管性能は:
・酸性容器のような資料への汚染がありません。
・外部からの酸性汚染物質や、資料内部からの酸性ガスもシャットアウトします。
・劣化促進の原因となる光やホコリから資料を守ります。
・温度・湿度変化への優れた緩衝効果を持っています
Drawings
大量生産で製作された洋紙は、酸性劣化1)、インクや青焼きの変色、クリップのサビ、補修テープの劣化など、素材が物理的、化学的に脆弱です。 台差し箱に入れての保管が望ましい。
手書き原稿に没食インク(酸性)を使用している場合は墨、鉛筆、ボールペンなどに比べると劣化しやすい。その影響で茶変色や硬化しやすく、劣化が進むと細かい破片状に周囲か ら欠けてくるものが多い。
1)酸性劣化
製紙の際に滲み止めを定着させるため酸性物質を用いるがそのためそれが残留し自己触媒によって繊維を劣化させる現象
トレーシングペーパー、青焼の他、酸性劣化が進んで物理的強度の落ちた紙も台差し箱に入れる必要があります。トレーシングペーパーは繊維 が短いので、折り曲げに弱く、平置きに保存するのが 望ましい。「ピュアガード」は、ノンバッファー(アルカリ性物質」も「酸性物質」も含まない商品)です。合い紙として、図面の間に入れ図面ケースに平置きで収納する経済的方法もあります。
【台差し箱・被せ箱】
比較的大きなサイズの資料や、重量のある資料用の堅牢な完成箱です。収納用途に合わせて色々なオプション加工ができます。
例)フラットニングし、超音波でシールドしたシートに間紙とガス吸着シートを挟み、これを筒箱に収めます
【ピュアガード】
ノンバッファー(アルカリ性物質」も「酸性物質」も含まない商品)です。合い紙として、図面の間に入れ図面ケースに平置きで収納する経済的方法もあります。
【アーカイバル・クリアホルダー】
プリント写真、ネガポジは紙に比べると脆弱で劣化が早い。
高温多湿な保管環境や光の影響で、セピア色に褪色したり、画像面に銀膜の浮かび上がりがでてくる。写真同 士を重ねて冊子に挟んでいるものには、写真画像面をコーティングしているゼラチン層と重ねられた支持体の貼り付きがでる場合が多々みられる。
写真を包んだり間に挟む保護用包材には、酸性でもアルカリ性でもない「無酸紙」が適している。ピュアガードの封筒などに収納するのが望ましい。台紙に貼ら れている写真は、ピュアガードを合紙として挿入する。
【ピュアガード】
ノンバッファー(アルカリ性物質」も「酸性物質」も含まない商品)です。合い紙として、図面の間に入れ図面ケースに平置きで収納する経済的方法もあります。
【アーカイバル・バインダー】
シェルボックス型で縦置き平置きどちらにも対応できます。リフィルは不活性ポリプロピレン製を使用。オプションとして両面使用に最適なノンバッファー間紙、写真資料用に米国プリントファイル社製の4穴対応リフィルがあります。
【台差し箱・被せ箱】
版画や写真、古文書など貴重な美術品や考古資料を保管するために開発された無酸性の保存箱です。
厳選されたパルプと炭酸カルシウムを漉き込んだ厚紙を主材料として、弱アルカリ性(pH7.5-8.5)になるよう調整してあります。
組立てに使う接着剤や留具にも細心の注意を払っているため、大切な作品を長期間保存するのに適しています。
被せ蓋箱は身と蓋からなる汎用箱。台差し箱は蓋が身の底まで被るのが特長です。
アーカイバル容器の保管性能は:
・酸性容器のような資料への汚染がありません。
・外部からの酸性汚染物質や、資料内部からの酸性ガスもシャットアウトします。
・劣化促進の原因となる光やホコリから資料を守ります。
・温度・湿度変化への優れた緩衝効果を持っています
*1箱から形やサイズのオーダーが可能です。
オプティアム・ミュージアム・アクリルは厳格な基準を満たした保存額装用のUVカットアクリルです。紫外線を遮断するアクリル板に原子レベルで固着するマグネトロン・スパッターの表面コーティングは、 映り込みがなく、静電気を帯びません。経年による劣化や酸化がないため、保護効果が長期間持続します。
紙焼きの写真資料は環境の影響を受けやすく、取り扱いには細心の注意が必要です。なかでも温湿度や大気中の汚染ガス、光、ほこり等にさらされると退色、変形、剥離などを引き起こします。
一般的な写真用のアルバムやバインダーは天地や前小口など露出する面が多いため、光やほこりの影響を受けます。また、写真を収納するリフィルには可塑剤1)や溶剤を含んでいるものがあり、素材の劣化等により発生した揮発物等で写真に化学的影響を与えます。
1)可塑剤
ある材料に柔軟性を与えたり、加工をしやすくするために添加する物質
【新薄葉紙 「Qluminくるみん」】
・文化財保存包材のための国際的な品質確認試験PAT(ISO 18916:2007 Photographic Activity Test )合格品です。長期に接触していても安全であることを確認しています。
・汚染ガス吸着シート「GasQ®ガスキュウ」の機能性素材『ゼオライト結晶合成パルプ繊維』を配合しており抗菌性とガス吸着性を併せ持ちます。
【アーカイバル容器】
【ピュアガード】
絵画から工芸品まで、資料の保護・包装用としてつくられた薄葉紙です。ポスターを図面ケースに重ねて収容する場合の間紙に最適。
【アーカイバル・クリアホルダー】
【台差し箱・被せ箱】
版画や写真、古文書など貴重な美術品や考古資料を保管するために開発された無酸性の保存箱です。
厳選されたパルプと炭酸カルシウムを漉き込んだ厚紙を主材料として、弱アルカリ性(pH7.5-8.5)になるよう調整してあります。
組立てに使う接着剤や留具にも細心の注意を払っているため、大切な作品を長期間保存するのに適しています。
被せ蓋箱は身と蓋からなる汎用箱。台差し箱は蓋が身の底まで被るのが特長です。
【新薄葉紙 「Qluminくるみん」】
・文化財保存包材のための国際的な品質確認試験PAT(ISO 18916:2007 Photographic Activity Test )合格品です。長期に接触していても安全であることを確認しています。
・汚染ガス吸着シート「GasQ®ガスキュウ」の機能性素材『ゼオライト結晶合成パルプ繊維』を配合しており抗菌性とガス吸着性を併せ持ちます。
【アーカイバル・バインダー】
シェルボックス型で縦置き平置きどちらにも対応できます。リフィルは不活性ポリプロピレン製を使用。オプションとして両面使用に最適なノンバッファー間紙、写真資料用に米国プリントファイル社製の4穴対応リフィルがあります。
【スリムフォルダー】
小冊子や書類のまとめ用に。そのままでは自立しない薄い資料を立てて棚に収納できます。
【ピュアガード】
Japanese binding
プルーフを適用した保存容器に汚染ガス吸着機能と調湿機能を持つシートを組み込み、桐箱と同等の卓越した調湿機能をもっています(相対湿度データ)。外気からの汚染ガス、資料本体から出る酸性ガスをいち早く吸着することで、資料の劣化を防ぎ、最大限の保存能力を発揮します。この新しい機能を併せもつシートもPAT試験(ISO18916)をクリアしています。
【台差し箱・被せ箱】
版画や写真、古文書など貴重な美術品や考古資料を保管するために開発された無酸性の保存箱です。
厳選されたパルプと炭酸カルシウムを漉き込んだ厚紙を主材料として、弱アルカリ性(pH7.5-8.5)になるよう調整してあります。
組立てに使う接着剤や留具にも細心の注意を払っているため、大切な作品を長期間保存するのに適しています。
被せ蓋箱は身と蓋からなる汎用箱。台差し箱は蓋が身の底まで被るのが特長です。
【新薄葉紙 「Qluminくるみん」】
・文化財保存包材のための国際的な品質確認試験PAT(ISO 18916:2007 Photographic Activity Test )合格品です。長期に接触していても安全であることを確認しています。
・汚染ガス吸着シート「GasQ®ガスキュウ」の機能性素材『ゼオライト結晶合成パルプ繊維』を配合しており抗菌性とガス吸着性を併せ持ちます。
【無酸素パック Moldenybe®モルデナイベ】
防カビ・殺虫。瞬時に簡単に無酸素の密閉
空間を作ることができます。