多くの展覧会でご利用いただいている高品質な額装と、大切な資料を綺麗に保つための保存額装の紹介です
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レモン画翠がお客様と共に作ってきたオリジナル商品を紹介します
建築模型用アクリルケースのオーダーメイド承ります。
レモンのお得なポイントカードです。イラストは作家・井上洋介によるものです
1978年より毎年開催している建築学生を中心とした卒業設計展です。多くのプロの建築家が出展した歴史のある展覧会です。
〈第47回レモン展について〉
8月開催予定
このページでは、
展覧会の概要
学生設計優秀作品展組織委員会・後援・協賛
レモン展の歴史
日本建築学会賞を受賞
文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞
デジタルアーカイブ
ポスターギャラリー
建築家インタビュー
を紹介します
第39回レモン展出品から日本女子大学家政学部住居学科(2016年当時)小川理玖さんに「ポップアップホテル -計画道路における仮設建築の提案-」制作中の思い出などを振り返っていただきました。
このような機会を与えてくださった方々に深く感謝したいと思います。私の経験を通して、見てくださる方のお役に少しでも立てていただければ幸いです。
「自分が何をしたいのか」、一番最初に考えたことでした。卒業制作は自分がやりたいことをやれる最高の機会だと思います。何を一番やりたいのかという目的を最初の段階ではっきりとさせたことが私の卒業制作で良かったな、と感じる点でした。やりたいことがはっきりすると、進むにつれ、なにをすべきなのか徐々に道が見えていきました。
私がやりたかったことは、自分自身色々な人と出会って視野が広がったので、この提案でも全然関係のなかった人とでも出会い、その出会いを通してもっと自分の世界が広がり、生活が豊かになるような提案がしたいと感じました。テーマ決めをするために、私が最初にやったのは、とりあえず自分が卒業制作でやりたいことを絵でも言葉でも、なんでもいいから書いてみること。書いたものの全体を俯瞰しながら、自分は一番何をやりたいのか客観的に考え、テーマを決めました。
私は学生時代の設計課題で一番足りなかったのは「時間」でした。アイディアはいいけれど、時間がなくて自分の納得のいく作品もできたことがなかったし、それによって評価もあまりされてきませんでした。
なぜ時間が足りないのかよくよく考えてみると、作業に集中できていなかったり、計画を立てていなくて漠然と作業してしまっていたりという私自身の悪い癖があるのに気付きました。なので時間管理の方法を学び、時間内にやるべきことを終わらせられるよう努力しました。具体的には、提出日に向けて、いつ、どの日までにどこまで終わらすのか、提出日から逆算しながらスケジュールを組み立てていきました。ただあまりスケジュールを詰め込みすぎるとうまくいかず、計画も達成できなくてやる気もなくなる、という逆効果にもなりかねないので、自分の労力ならどれくらいで終わらせられるかを把握しながらスケジュールを立て、柔軟に進めていきました。
模型を作る際に、部材を切り出す時間を計算して、その時はただひたすらそれだけに集中しました。そのおかげもあってか、提出日にはほぼ満足のいく状態で作品を提出できたし、今までにないほど多くの賞をいただくことができました。