多くの展覧会でご利用いただいている高品質な額装と、大切な資料を綺麗に保つための保存額装の紹介です
プレゼンテーションや展示・論文などに最適な出力サービスです。メール入稿や宅配発送も承っております。
初等教育から大学・大学院まで幅広い美術・建築教育をサポートしています。
建築事務所向けに模型道具・材料の販売を行っています
レモン画翠がお客様と共に作ってきたオリジナル商品を紹介します
建築模型用アクリルケースのオーダーメイド承ります。
レモンのお得なポイントカードです。イラストは作家・井上洋介によるものです
1978年より毎年開催している建築学生を中心とした卒業設計展です。多くのプロの建築家が出展した歴史のある展覧会です。
〈第47回レモン展について〉
8月開催予定
このページでは、
展覧会の概要
学生設計優秀作品展組織委員会・後援・協賛
レモン展の歴史
日本建築学会賞を受賞
文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞
デジタルアーカイブ
ポスターギャラリー
建築家インタビュー
を紹介します
現在建築倉庫ミュージアムで開催中の「構造展」の観覧に行ってきました。
建築関係の展覧会というといわゆる「建築家」に着目した展示が多い印象ですが、「構造展」はその名の通り、建築における「構造」と「構造家」に焦点をあてた展覧会です。
当たり前のことですが、どんなに素晴らしいデザインの建物を思いついても実際にそれが実現できなければ建築物として存在できません。
素材の強度、建てる場所の地形や環境、耐震性などなどを加味しながら、建築家のデザインを活かすためにどうやって建物を支えるか、計算に次ぐ計算、時には描き散らかされたアイデアなど構造家の試行錯誤の戦いの蹟がぎゅっとつまった展覧会でした。
不勉強ながら私はこれまで「構造家」というお仕事をきちんと意識したことはなかったのですが、会場内で流れていたインタビュー映像や建築模型などを拝見し、これまで単なる「建築物」としてしか認識していなかったものに「あの建物はこの人がこうやって考えて作られたんだ!」と新しい視点を与えられた気持ちになりました。
一つの建物をどうやって建築家と作り上げていくのかは10人いれば10通りのアプローチの仕方があって、「構造家」各人の魅力も伝わる展示になっていたと思います。
あまり広くない展示室なのですが40名以上の作品があり、映像や手に取れる設計資料など全部をしっかりみるとすごいボリュームでした。建築関係の方はもちろんのこと、詳しくなくても見たことのある建物の資料でおお!となったり、プロフェッショナルによる建築模型がとにかく素晴らしいので、幾何学模様とか骨組みにロマンを感じる方にも面白い展示だと思います。あと入場時にミニ冊子「構造家図鑑」も貰えます!笑
建築倉庫ミュージアムでは他にも展示室が有り、現在は「Wandering Wonder ーここが学ぶ場ー」展が開催中。学校や図書館など「学び場」という機能を持った建築設計についての特集でした。
また、時間が決まっていますが建築倉庫ミュージアムの収蔵庫を見学できるツアーも面白かったのでおすすめですよ。
『構造展ー構造家のデサインと思考ー』10/14(月)まで(※一部撮影、SNSがNGの展示有り)
https://archi-depot.com/exhibition/structural_design