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空気を切るようにスチレンボードがスパッ!オルファ「スピードブレード」

 

御茶ノ水の画材・建築模型材料店のレモン画翠です。
「3Fの隠れた名品シリーズ第4弾」をお送りします。今回は模型を作る上で欠かせない存在「カッターナイフ」から、切れ味重視の「OLFA・スピードブレード」をご紹介します。

黒刃とカッターナイフの違いは、以前記事でも取り上げましたが、普通のカッター刃は「刃に厚みがあり(だいたい0.38mmほど)、固いものを切っても耐久性がある」特徴があり、黒刃は「刃先が鋭角に研磨され刃が薄いので切れ味が良く(厚さ0.25〜0.2mm)、切り口も出にくい」特徴があります。そんな黒刃の進化系がスピードブレードです。スピードブレードはどんな進化を遂げているのか、ご紹介しましょう

切れ味はもちろん、軽い力で厚紙も一刀両断!

●黒刃の特徴である刃の薄さを覆し、厚さ0.5mmもあるスピードブレード。しかし刃だけは鋭角に研磨されていますので、黒刃のような切れ味を損なわず、薄い黒刃では不向きだった厚紙の切り作業も可能になりました。

●刃にフッ素加工が施されていますので、素材との摩擦が減り、刃の滑りにくかったスチレンボードや発泡スチロール、段ボールもまるで空気を切るかのように軽い力でスパスパ切ることができます!(信じられないくらいに刃がするっと通るので、切り作業が楽しくなるほどです) 今まで何度も刃を入れていた厚みのあるスチレンボードも、力を入れずに一回で切ることができますので、切り作業のストレスが軽減されることでしょう。

スピードブレードの使いやすさを知ると、切り作業が快感になります

●気をつけていただきたいのは、耐久性が増したとはいえ、やはり切れ味重視の刃。刃先は薄く研磨されていますので、同じ刃を長い間使い続けることは難しいです。フッ素も剥がれると滑りにくくなりますので、刃先の取り換えは頻繁に行った方が切れ味を落とさずに楽に作業ができます。


切り作業は神経も腕の力も使います。厚手のものは特に楽に切り出したいですよね。スピードブレードがあれば時間のかかった厚い素材も気持ちよく切ることができますので、切り作業にかかっていた時間や体力もストレスフリーになることでしょう。
3Fにサンプルがありますので、お試しになりたい場合は店員までお声がけください!

真ん中まで切っていますが 切り口が鮮やかで写真には写りませんでした…