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2010年12月6日
30°カッターと黒刃
2010年12月10日
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バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン展

たまには建築的なことも書かなければと思い、パナソニック電工汐留ミュージアムで開催中の「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン展」に行ってきました。会期は12月12日(日)まで。

本展は、バウハウスのキッチン関連の作品を紹介し、新しいデザイン、新しい女性像、新しい生活様式の歴史的意義を問い直そうとするものです。「キッチン」という身近なテーマにスポットライトを当てた今回の展覧会では、幅広い層の方々にバウハウスの理念や理想に親しんでいただく絶好の機会となるでしょう。(カタログ解説より)

セクションは4つ
1.バウハウスと新しい女性
特に女性が多かった織物工房の作品を展示。テキスタイルや「バウハウス・ワンピース」と名付けられた洋服が2点。当時の写真などありましたが普通の大学生さんでした。

2.新しいキッチン
マスダスナン理論による料理、レシピ、ナイフセット、レストランなどの写真展示。マスダスナンというのはオットー・ハーニッシュ博士によって始められた生活改善運動で、呼吸法、瞑想、身体運動、食事療法などを通じて自身の内部に神を見出す…って。当然イッテンさん直伝でしょう。グルジェフにも通じるような気がしますが、あまり深入りしたくない感じです。

3.卓上のバウハウスデザイン
ガラス皿、ティーセット、コーヒーメーカーなどをキッチン用品を展示。小洒落た雑貨屋にあっても全く違和感がありません。シンプル・イズ・ベスト。

4.マイスターキッチン
本展の目玉となるグロピウスの設計による「マイスターハウス」オスター・シュレンマー邸のキッチンを1/1模型で再現。パナソニック電工のデザイン部のデザイナーが現地で実測し、躯体および躯体に関わる設備を担当、付属の機器をデッサウ・バウハウス財団が担当したコラボレーション作品。また「マイスターハウスの使い方」のフィルム映像は必見。

(このエリアのみ受付で申し込みをすれば写真撮影可能です)

「汐留ミュージアム・バウハウス展、2010年」
その他建築的なところでは「フランクフルト・キッチン」と関連映像、実験住宅「ハウス・アム・ホルム」「テルテン集合住宅」の資料など。

もしこれから見に行かれる方は、12月11日(土)午後2時からの「学芸員によるギャラリートーク」の時がよいのでと思います。でも会期末近くですのでちょっと混むかもしれません。

図録は小振りのかわいい形をしています。一般書店でも購入可能とのことです。奥に見えるのは、1995年セゾン美術館でのバウハウス展図録です。ちょっと参考にしました。

あとジョルジュ・ルオーの常設室よかったです。皆さん油絵なのかって感じで立ち去ってしまうので、ひとり独占でじっくり見られました。(K)