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2011年4月11日
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ハートビート展 時代にキスして

ワタリウム美術館で開催されています「ハートビート展 時代にキスして」に行ってきました。会期は4月17日(日)まで。

私たちのハートビートが聴こえる。
アイ・ラブ・アート11は、ワタリウム美術館の現代美術コレクションより14人のアーティストの作品に、特別出品として坂本龍一氏の音楽を交え、「ハートビート(鼓動)」をテーマに、「時代のハートビート」「時代のポエム」「無限のリズム」の3つの章で展覧会を構成し、96点を展示します。 アーティストたちの作品を通し、時代と自身の鼓動に耳を傾けてみて下さい。そして、自分の生きる時代に、キスを贈って下さい。

展示アーチストは、
第1章《時代のハートビート》
河原 温、アンディ・ウォーホル、ナム・ジュン・パイク、ジョナサン・ボロフスキー、ヨーゼフ・ボイス、バリー・マッギー、伊藤 存、ファブリス・イベール。坂本龍一の1991年の作品「heartbeat」が会場に流れます。
第2章《時代のポエム》
ルネ・マグリット、ルセル・ブロータス、ジョン・ケージ、アレン・ギンズバーグ
第3章《無限のリズム》
ソル・ルウィットとマックス・ビル

アンディ・ウォーホル「フラッシュ」1968
ジョン・ケージ「マルセルについて何も言いたくない」1969
ソル・ルウィット「ピラミッド」1986

期間中、何度でも観ることができるパスポート制。なんと二度も行ってしまいました。現代アートの巨匠たちばかりです。ものすごく好きなのかというと…。

最初はワタリウムが始めてだったからか、居心地感がうまくフィットせず集中できませんでした。他の展覧会でも一息入れて図録を見て気持ちを合わせていくのですが、時間もなくてちょっと難しかった。

その後「ワタリウム」について調べていく内に、和多利志津子さんの著書「アイ・ラブ・アートー現代美術の旗手12人」に行き着きさっそく読み始めました。これって2Fのスペースにファイリングされて自由に読めるようになっています。アーチストたちが和多利志津子さんで繋がっているのですね。そしてアンディ・ウォーホルへの思い入れは絶大。

今回のポスターやチラシに使われているアンディ・ウォーホル「I love You」の場面はとても印象的。

アンディが亡くなって、いつのまにか二年が過ぎている。
マネージャーのビンセントは聞いた。

「もうウォーホルの絵を買うのをやめるの?」
「うん、そのほうがいいと思うの。日本はどこもかしこもウォーホル、ウォーホル展の洪水。もう私のやることではないと思っているんだ」

ビンセントは、小さな画を持ってきた。「アイ・ラブ・ユー」
今日、いや明日かな、バレンタインデーなんだ。
こんなおしゃれな瞬間、アンディは必ず部屋に入ってくるのに。

これを読んだ後で作品と出会えばかなり印象が変わってきます。そこでもう一度行ってみることにしました。

ウォーホルもですが実は見たかったのは、ルネ・マグリットの16枚の写真から成る「たくらみのない情景」。今回のコレクション展ではちょっと異質な感じでしたけど。この写真たちはすごい。もうそのままマグリットの作品になってしまいそうです。写っているのは奥様や友人そして本人などプライベートばかりで明らかに作品の下地になっているものもいくつかあります。絵画よりよっぽどこちらの方が好きです。そうそうヒプノシスみたいな感じです。

ルネ・マグリット「神、第8日(新しい創造の日)」1937

アレン・ギンズバーグのポエトリー・リーディングのビデオもよかった。まさかカディッシュが聴けるとは思いませんでした。ビート魂に火がついて吠えますよ。アンケートに答えると一階のカウンターでくじ引きができます。オンサンデーズのウォーホルのポストカードいただきました。(K)