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シュルレアリスム展

国立新美術館で開催されています「シュルレアリスム展ーパリ、ポンピドゥセンター所蔵作品によるー」に行ってきました。会期は5月15日(日)まで。

ダリ、マグリット、エルンスト、デ・キリコ、ミロ、タンギー…シュルレアリスムの殿堂から約170点を一挙公開。1924年、当時28歳の詩人アンドレ・ブルトンは、パリで「シュルレアリスム宣言」を発表、20世紀最大の芸術運動の口火を切りました。シュルレアリスムは、偶然性、夢、幻想、神話、共同性などを鍵に、人間の無意識の世界の探求をおこない、日常的な現実を超えた新しい美と真実を発見し、生の変革を実現しようと試みるもので、瞬く間に世界中に広まりました。ポンピドゥセンターの膨大なコレクションの中から、絵画、彫刻、オブジェ、素描、写真、映画などの作品約170点に、書籍や雑誌などの資料を加え、豊かな広がりを持ったこの運動の全貌をつぶさに紹介する展覧会が初めて実現しました。20世紀の芸術の流れを変えたシュルレアリスムを体験する絶好の機会といえるでしょう。

いつもは絵を見て感動したり感心したり気持ちよくなったりしますが、やはり今回は勉強って感じです。シュルレアリスムは様式ではなくてアンドレ・ブルトンが中心となった芸術運動なので時代も長くて作風も様々。マンガチックなものグロ系エッチ系など何でもありです。

セクションは、始まりから終わりまで年代別に並べられています。
1.ダダからシュルレアリスムへ 1919-1924
2.ある宣言からもうひとつの宣言へ 1924-1929
3.不穏な時代 1929-1939
4.亡命中のシュルレアリスム 1939-1946
5.最後のきらめき 1946-1966

出品作品の中から注目の18点はこちらから。
人気投票中で総合1位はルネ・マグリット《赤いモデル》、2位はサルバドール・ダリ《不可視のライオン、馬、眠る女》、3位はジョアン・ミロ《シエスタ》

私が気になったのは、

  • アンドレ・マッソン《林間の空地》※ほんわかキュビスム
  • ヴィクトル・ブローネル《光る地虫 ※ガムのようにのびる顔
  • マックス・エルンスト《百頭女》※コラージュ版画。つげ義春?
  • エリ・ロリータ《ラ・ヴィレットの食肉処理場にて グロ系写真
  • ヴィクトル・ブローネル《欲望の解剖学》※エッチ系イラスト
  • アンドレ・マッソン《ディオニュソス》※フランク・ザッパ的イラスト
  • ヴィクトル・ブローネル《アレクサンドリアのヘロン》※幻想的でかわいい
  • フランシス・ピカピア《ブルドックと女たち》※ポップアートです
  • ポール・デルヴォー《アクアポリス》※デ・キリコ風でとても良かった

それと超注目は会場に流されている映画。マン・レイ《ヒトデ》はケネス・アンガー風実験フィルム。ルイス・ブニュエル《黄金時代》は足フェチ映画。ただし2作とも抜粋されて上映されていたので内容まではちょっと分からず。

ルイス・ブニュエルの《アンダルシアの犬》は16分フルバージョン。有名な「剃刀で眼球切り」「掌にうごめく蟻たち」「道に落ちている手首をステッキで突く」「腐ったロバが乗っかっているグランドピアノと牧師(ダリが扮している)」「胸もみ幻想」「どこでもドア」などおかしくて笑いっぱなしです。でも私も含めて皆さんむずかしい映画って感じの顔で観ていました。必見です。シュルレアリスムとマルチメディアはとても合いそうな感じがしました。絵画、彫刻、写真だと収まりきれないパワーがあります。

1Fのカフェ・コキーユでシュルレアリスム展特別ドリンク「ガスパールのダブルエスプレッソラテ」をいたたきました。これでやっとリラックスしてのんびりしました。(K)

シュルレアリスム展のナビゲーターとして活躍中のリサとガスパール。そんなリサとガスパールを応援するため、特別ドリンクを2種類ご用意しました。キュートな甘酸っぱさが口の中に広がる「リサのラズベリーラテ」と、ほろ苦さがたまらない大人の味の「ガスパールのダブルエスプレッソラテ」。あなたはどちらがお好き?