1Fのポストカード・メッセージカードに新しい仲間が増えました!
2016年2月22日
B1F額装コーナー営業時間変更のおしらせ
2016年2月26日

1Fに新しい画材「パステルペンシル」が新登場

御茶ノ水の画材・建築模型材料店のレモン画翠です。
1Fに新しく入荷した画材「パステルペンシル」が新登場しました。
「パステル鉛筆」とは芯の部分がパステルになった、手が汚れない鉛筆型パステルです。芯が非常に柔らかく、消しゴムやネリ消しで簡単に消すことができます。色鉛筆ではできなかった「消し」、パステルではできなかった「細かい描写」も、このパステル鉛筆を使えば可能になります。ちょうど鉛筆とパステルの中間にある画材なのでカラーイラストの下書きにも最適です。

そのパステル鉛筆の中でも、今回は「ファーバーカステル/ピットパステル鉛筆」と「コンテ・ア・パリ」の2種を入荷しました。それぞれの特徴のご紹介をいたしましょう

鉛筆の原型を作った会社コンテ・ア・パリはデッサン向き

 
コンテ・ア・パリは1795年に設立された長い歴史を持つ会社。厳選された素材や、卓越された製造方法によって生み出す画材たちは、様々なアーティストたちに愛されています。デッサン・ドローイング用品の開発を行ってきたコンテ・ア・パリなので、こちらの商品もデッサン・ドローングに最適な内容となっています。
  • やや固めの芯なので、複雑で細かな描写がしやすいドライな描き味です
  • スケッチ・肖像画・具象画に最適。発色も良いです。
  • 紙に定着しにくいですが、その分ぼかし表現がしやすいです。完成後に吹きサチーフで定着させることをお勧めします。
  • 木軸が8.5mmとなかなか太く、長時間握っていても疲れにくいです。
  • 太い鉛筆の削れる鉛筆削りを用意するか、カッターで削ることもお勧めします。
  • パステルより硬い芯ですが、それでもペンシルとしては柔らかい芯のため、削る際には折れないように気をつけましょう
 

ファーバーカステルは繊細な色と発色が特徴

 
純度の高い顔料を使用した画材を多く開発しているファーバーカステル。豊富な色の種類・発色の美しさで多くのファンを魅了しているファーバーカステルですが、「ピットパステル鉛筆」も例に漏れず美しい発色と色数が魅力です。
  • パステル芯は描きやすいやや硬めのミディアムタイプ。消しゴムで消すこともでき、デッサンやドローイングに適しています
  • 良質な顔料成分により発色の美しさはもちろん、卓越した耐光性とを持っています
  • 紙への定着がよく、仕上げの際のフキサチーフも少量でOK!
  • 色伸びがよくぼかしもや混色も美しい
  • 太さは通常の鉛筆と変わりません。鉛筆削りでも削れますが、やはりコンテ・ア・パリと同じで柔らかさのある芯なので、削る際はご注意ください
ピットパステル鉛筆のドローイングテクニックが ファーバーカステルのカタログで掲載されています 引用:ファーバーカステルカタログ(公式サイトへ)
パステル鉛筆いかがでしょうか?ドローイングに適している商品とはいえ、使い方によっては着彩も楽しめる商品です。ご興味のある方は、是非1Fでお手にとってご覧ください。