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「美術にぶるっ!」展

東京国立近代美術館で開催されています「美術にぶるっ!ベスト セレクション 日本近代美術の100年」展に行ってきました。会期は1月14日(月)まで。
美術にふるえたことがありますか?美術を体感すること。深く感動すること。知的に考えること。それらすべての出発点である衝撃を「ぶるっ!」という言葉で表しました。あらためて大切にしたいと思う美術鑑賞の原点です。京橋の地に開館した東京国立近代美術館は、今年創立60周年を迎えます。人間でいえば「還暦」にあたるこの重要な年を記念して、本館の1階~4階の全フロアを使い、日本近代美術の100年を回顧する大展覧会を開催します。
4階から2階の所蔵品ギャラリーが10年ぶりにリニューアルされて「MOMATコレクション」として生まれ変わります。今回はスペシャル・バージョンとして、所蔵している13点の重要文化財も一挙公開されています。

セクション割りは、
4F
展示室1 ハイライト
展示室2 はじめの一歩
展示室3 人を表す1
展示室4 人を表す2
展示室5 風景

3F
展示室6 前衛の登場
展示室7 戦争の世紀に1
展示室8 戦争の世紀に2
展示室9 写真
展示室10 日本画

2F
展示室11 疑うことと信じること1
展示室12 疑うことと信じること2
展示室13 海外作品とMOMAT

4階から2階へ今まで通りにおおまかには年代は追っていますが、細かく仕切られた小部屋にテーマ別・ジャンル別展示されています。とても見やすくなった思います。

重要文化財で今回初めて観たのでよかったのは、横山大観と土田麦僊。《生々流転》は展示が後半のみだったのがちょっと残念。40mを一気に展示するのはやはりむすかしいのでしょうか。一粒の水滴が川をなし海へ注ぎ、やがて龍となり天へ昇るという水の一生、最後は宇宙をも感じられるラスト10mは圧巻です。《湯女》も素晴らしい色使いで洋画を観ているような雰囲気。もう1点の《舞妓林泉》もよかったです。
横山大観《生々流転》(部分)1923年
土田麦僊《湯女》1918年

その他でよかったのは、
  • 南薫造《少女》
  • 佐伯祐三《ガス灯と広告》
  • 梅原龍三郎《北京秋天》
  • 靉光《眼のある風景》
  • 加山又造《春秋波濤》
  • 高山辰雄《いだく》
  • 横山操《塔》
  • 三岸好太郎《雲の上を飛ぶ蝶》
  • 草間彌生《冥界への道標》
  • アンリ・ルソー《第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神》
  • デ・クーニング《風景の中の女》
アンリ・ルソー《第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神》1905-06年
三岸好太郎 《雲の上を飛ぶ蝶》 1934年

靉光《眼のある風景》1938年

横山操《塔》1957年/梅原龍三郎《北京秋天》1942年

中村彝、岸田劉生、安井曽太郎、和田三造、古賀春江、関根正二、萬鉄五郎、高松次郎、瑛九、東山魁夷、上村松園、藤田嗣治、岡本太郎、横尾忠則、荒川修作、河原温、高村光太郎、ピカソ、ブラック、クレー、ベーコン、植田正治、東松照明、森山大道、高梨豊...。明治、大正の作品から現代アートに海外作品まで一堂に観られるなんて夢の様です。

みんな東近美作品人気投票」の作品もほとんどが展示されています。